九州・沖縄の最低賃金 2026 — 8県の一覧と比較(令和8年度)
最終確認日:2026年9月28日。答申額は異議申出の手続きを経て正式決定され、金額・発効日が変わる場合があります。
九州・沖縄8県の最低賃金(令和8年度 答申額)
最も高いのは 福岡県の1,114円、最も低いのは 宮崎県の1,085円。
発効日は福岡県の10月4日から沖縄県の12月2日まで、県ごとに異なります。
※ 8県の単純平均は約1,093円。全国加重平均(1,177円)とは算出方法が異なります。
九州・沖縄8県の最低賃金一覧(令和8年度 答申額)
九州・沖縄 最低賃金の一覧です。金額の高い順に並べています。
発効日の早い順(2026年10月〜12月)
九州・沖縄8県は、福岡県の10月4日から沖縄県の12月2日まで、約2か月にわたって順次発効します。沖縄県は九州・沖縄で最も遅く、12月2日からの適用です(全国でも最も遅い発効日)。
| 都道府県 | 発効日 | 最低賃金 |
|---|---|---|
| 福岡県 | 10月4日 | 1,114円 |
| 宮崎県 | 10月24日(予定) | 1,085円 |
| 鹿児島県 | 10月25日(予定) | 1,090円 |
| 大分県 | 11月1日(予定) | 1,096円 |
| 長崎県 | 11月2日(予定) | 1,087円 |
| 佐賀県 | 11月15日 | 1,095円 |
| 熊本県 | 12月1日(予定) | 1,092円 |
| 沖縄県 | 12月2日(予定) | 1,086円 |
※ 発効日より前の期間は、前年度(令和7年度)の金額が適用されます。たとえば沖縄県は12月2日まで1,023円です。
九州・沖縄8県の最低賃金からわかること
- 全国で最も低い水準の県が集中しています。全国のワースト5のうち4県が九州・沖縄です。宮崎県1,085円(全国最低)、沖縄県1,086円(2位)、長崎県1,087円(4位)、鹿児島県1,090円(5位)。
- 沖縄県は発効が最も遅い県です。12月2日予定で、全国でも最も遅い発効日です。福岡県の10月4日から約2か月の差があります。
- 引上げ額は佐賀県の+65円が最大で、宮崎県+62円、鹿児島県+64円と九州勢の引上げ幅が大きい一方、長崎県+56円、福岡県+57円は小さめです。金額の差は前年度までの水準差と、今年度の引上げ幅の両方から生まれています。
- 福岡県だけが全国加重平均に近い水準(1,114円、全国平均を63円下回る)で、他の7県はいずれも80円以上下回っています。
九州・沖縄の最低賃金は2028年・2030年・1500円にどうなる?
2027年度以降の最低賃金は、まだ決まっていません。将来の金額を先に確定させる仕組みはなく、毎年の審議会で決まっていきます。ここでは「いつ決まるか」「何を基準に考えればいいか」を、九州・沖縄8県のデータと政府目標から整理します。
毎年の改定スケジュール
1.中央最低賃金審議会が目安を提示(例年7月下旬〜8月上旬)
厚生労働省の中央最低賃金審議会が、都道府県をA〜Dランクに区分し、それぞれの引上げ額の目安を示します。
2.都道府県の審議会が答申(例年8月〜9月)
各都道府県の地方最低賃金審議会が、目安をもとに審議して金額を答申します。この時点の金額は「答申額」で、まだ正式決定ではありません。
3.異議申出の手続き(答申から約2週間)
答申額に対して異議がある場合、労働者側・使用者側が異議を申し出ることができます。異議が出なければ金額はそのまま確定します。
4.発効(適用開始)(例年10月〜12月)
都道府県ごとに異なる発効日を迎えます。九州・沖縄8県は2026年度、福岡県の10月4日から沖縄県の12月2日(予定)まで順次発効します。
この流れは毎年くり返されるため、何年度の金額も、その年の夏までは存在しません。2027年度の金額が公表されるのは早くても2027年の夏、2028年度なら2028年の夏です。
年ごとの答え
| 気になる年 | 現時点の答え |
|---|---|
| 2027年度 | 未定。早くても2027年の夏に答申額が示されます。 |
| 2028年度 | 未定。同じスケジュールで2028年の夏に示される見込みです。 |
| 2029・2030年度 | 未定。金額を事前に確定させる仕組みはありません。 |
| 2035年・2040年 | 未定。下の「政府が掲げる1,500円目標」が唯一の公的な目安です。 |
| 1,500円 | 政府目標の金額。ただし達成時期は何度も見直されています。 |
参考:政府が掲げる1,500円目標
政府は、最低賃金の全国加重平均を1,500円に引き上げる目標を掲げています。達成時期の表現はこれまで「2030年代半ば」→「2020年代」→「遅くとも2030年代前半できる限り早期に」と見直しが繰り返されており、今後も変更される可能性があります。
2026年度(令和8年度)の答申額は全国加重平均で1,177円です。1,500円までを単純計算すると残り323円で、仮に毎年50〜60円ずつ上がるとすれば5〜6年後、つまり2030年代前半という目標の時期とおおよそ重なります。ただし引上げ額は物価動向・賃上げの状況・審議会の議論で毎年変わるため、これは単純計算の目安であり、将来の金額を保証するものではありません。
参考:九州・沖縄8県の2026年度の位置
九州・沖縄8県は、2026年度(令和8年度・答申額)の8県すべてが全国加重平均1,177円を下回っています。2026年度に1,100円を超えているのは福岡県(1,114円)だけです。1,500円との差は県によって大きく開いており、金額の低い県ほど今後必要な引上げ幅は大きくなります。
将来の金額についてよくある質問
2028年の最低賃金はいくらになりますか?
まだ決まっていません。地域別最低賃金は毎年、中央最低賃金審議会の目安(7月下旬〜8月上旬)→都道府県審議会の答申(8月〜9月)→発効(10月〜12月)という流れで決まるため、2028年度の金額が示されるのは早くても2028年の夏です。事前に確定した金額は存在しません。
2030年・2035年・2040年の最低賃金はいくらになりますか?
いずれもまだ決まっていません。政府は全国加重平均1,500円という目標を掲げていますが、達成時期は「遅くとも2030年代前半できる限り早期に」とされており、正式な達成時期も確定していません。個々の年の金額を事前に予想できる公的なデータはありません。
最低賃金1500円になるのはいつ頃ですか?
政府が掲げる達成時期は「遅くとも2030年代前半できる限り早期に」です。この時期は「2030年代半ば」「2020年代」と何度も見直されてきたため、今後さらに変更される可能性があります。2026年度の答申額1,177円から1,500円までは残り323円で、毎年50〜60円ずつ引き上がった場合は5〜6年後という単純計算になります(これは目安であり、確定した予定ではありません)。
引上げ額はどうやって決まりますか?
中央最低賃金審議会が都道府県をA〜Dランクに区分して引上げ額の目安を示し、各都道府県の地方最低賃金審議会が目安をもとに金額を答申します。引上げ額は、物価動向・賃上げの状況・審議会での議論によって毎年変わります。
よくある質問
九州・沖縄で最低賃金が一番高いのはどこですか?
福岡県で時給1,114円です。次いで大分県1,096円、佐賀県1,095円と続きます。一方、全国加重平均の1,177円と比べると、最も高い福岡県でも63円下回っています。
九州・沖縄で最低賃金が一番低いのはどこですか?
宮崎県で時給1,085円です。これは全国47都道府県で最も低い金額です。次いで沖縄県1,086円、長崎県1,087円と、九州・沖縄の3県が全国ワースト3位までを占めています。
九州・沖縄の最低賃金はいつから適用されますか?
発効日は県ごとに異なり、2026年度は福岡県の10月4日から沖縄県の12月2日までの間に順次発効します。発効日より前の期間は、前年度(令和7年度)の金額が適用されます。
九州・沖縄で発効が一番遅いのはどこですか?
沖縄県で、2026年12月2日(予定)です。全国でも最も遅い発効日で、福岡県(10月4日)より約2か月遅くなります。
2026年度の沖縄県の最低賃金はいくらですか?
沖縄県の2026年度(令和8年度)の地域別最低賃金は、時給1,086円(令和7年度1,023円から+63円)です。発効日は12月2日(予定)で、全国でも最も遅い発効日です。九州・沖縄で最も低いのは宮崎県の1,085円で、これは全国47都道府県で最も低い金額です。
九州の最低賃金は2026年にいくらになりますか?
九州・沖縄8県の2026年度(令和8年度)の最低賃金は、最も高い福岡県が1,114円、最も低い宮崎県が1,085円です。8県の単純平均は約1,093円で、全国加重平均の1,177円を下回っています。発効日は福岡県の10月4日から沖縄県の12月2日まで、県ごとに異なります。
九州沖縄の最低賃金はいくらですか?
九州・沖縄8県では、福岡県1,114円、大分県1,096円、佐賀県1,095円、熊本県1,092円、鹿児島県1,090円、長崎県1,087円、沖縄県1,086円、宮崎県1,085円です(2026年度・令和8年度 答申額)。全国のワースト5のうち4県が九州・沖縄で、宮崎県は全国で最も低い金額です。
2026年度の地域別最低賃金はいくらですか?
2026年度(令和8年度)の地域別最低賃金は、全国加重平均で時給1,177円(令和7年度は1,121円)です。最も高いのは東京都の1,280円、最も低いのは宮崎県の1,085円で、その差は195円です。
九州・沖縄の最低賃金はいつ決まりますか?
2026年度(令和8年度)は、各都道府県の地方最低賃金審議会がすでに金額を答申しています。答申から約2週間の異議申出の手続きを経て正式に決定され、発効日は福岡県の10月4日から沖縄県の12月2日まで順次訪れます。2027年度は、例年7月下旬〜8月上旬に目安が示され、8月〜9月に答申、10月〜12月に発効します。
2026年度の最低賃金はいくらになる予想ですか?
2026年度(令和8年度)の地域別最低賃金は、すでに各都道府県の審議会が答申を出しており、「予想」ではなく金額が示されています。全国加重平均は時給1,177円です。九州・沖縄8県では福岡県が最も高く1,114円、宮崎県が最も低く1,085円となっています。
九州・沖縄の特定(産業別)最低賃金はいくらですか?
特定(産業別)最低賃金は、特定の業種について地域別最低賃金より高い金額が定められるものです。地域別と特定(産業別)の両方が適用される場合は、高いほうの金額が適用されます。2026年度(令和8年度)は、九州・沖縄のうち一部の県で特定(産業別)最低賃金の改定が行われました。業種ごとの金額は厚生労働省の一覧で確認できます。
最低賃金の最新情報はどこで確認できますか?
厚生労働省が「地域別最低賃金の全国一覧」を公開しています。各都道府県の金額と発効日は、都道府県の労働局でも公示されます。九州・沖縄8県の金額はこのページの一覧表にもまとめています。
九州・沖縄の最低賃金を県ごとに詳しく見る
各県のページでは、年度別の推移表と、時給・月給が最低賃金を上回っているかの判定ができます。
- 福岡県(準備中)1,114円
- 大分県(準備中)1,096円
- 佐賀県(準備中)1,095円
- 熊本県(準備中)1,092円
- 鹿児島県(準備中)1,090円
- 長崎県の最低賃金 20261,087円
- 沖縄県の最低賃金 20261,086円
- 宮崎県(準備中)1,085円
計算の根拠(出典)
最終確認日:2026年9月28日。最低賃金は毎年改定されます。